オーバーロードクライムは最後に死亡する？その後と正体をネタバレ！

オーバーロードに登場する王国の兵士「クライム」。

幼いころにラナー王女に拾われてから、彼女のために生きることを決めて日々鍛錬をしている誠実な少年です。

ラナー王女からは（歪んだ）愛情を向けられている描写もあるクライムですが、彼は作中でどのような結末を迎えるのでしょうか？

以下より、クライムの最後と死亡するのかを紹介していきます。

以降、ネタバレを含みます。

オーバーロード|クライムは最後に死亡する？
クライムのその後は悪魔
作品におけるクライムの正体とは？
まとめ

オーバーロード|クライムは最後に死亡する？

オーバーロード2
登場人物

クライム
身寄りもなく素性も不明であったが幼い頃ラナーに拾われ生を得た青年。
命の恩人としての心酔や王家への忠誠に留まらず、王女へ確かな恋心を抱いてはいるが、明かすものでもないとして隠している。 pic.twitter.com/1fd5kziptr

— ガブニャン (@hellsing0926) March 21, 2018

まず結論として、クライムは一度死亡しますが、蘇生して生き残ります。

しかし、ある人物の手で最後まで操られたと言える彼の人生は「ハッピーエンド」とは言えないかもしれません。

（おそらく、クライム自身はこの上なく幸せな人生だと思っているはずですが..）

クライムの一生には全て「ラナー王女」が関係しています。

ラナー王女のこの表情たまらない pic.twitter.com/ySM3NVfV1j

— ダーパ局長 (@darpa__) January 17, 2020

ラナーの目的は「永遠の時をクライムと一緒に過ごすこと」です。

そのため、ラナーは序盤から自国を裏切りナザリック側に情報を提供することで、クライムと共にアインズの配下となるべく暗躍していたんですね。

そして、書籍14巻では魔導国の侵略によって王国が滅ぼされることになりますが、ラナーはこれを内部から誘導していました。

王国滅亡の最後、ラナーの元に現れたアインズに対してクライムはラナーを守ろうと戦いますが瞬殺され死亡します。

（このクライムの死はアインズとラナーの芝居により誘導されたものです。）

クライムのその後は悪魔

クライムは死亡後、ナザリックで目を覚まします。

そばにいたラナーから「クライムの蘇生を条件にアインズへの服従を誓った」と説明を受けるクライム。

さらに「服従の証として、人間から悪魔へと変えられてしまった」と嘆くラナー。

続けてラナーは「自分と同じように悪魔になり一生を共に生きてほしい」とクライムに懇願します。

クライムはラナーから願いを了承し、ラナーと共に生き続けることを決めました。

（その後、クライムが実際に悪魔となったかは描写されていません。おそらくクライムも悪魔となりラナーと共に生き続けていると思われます。）

ここまで全てラナーの計画であり、服従も悪魔化も彼女の目的のために自ら望んだことです。

（悪魔になると寿命がなくなるため、永遠にクライムと一緒に生きることができるからですね。）

クライムはラナーの計画や裏の顔に気づくこと無く、ラナーと共に生き続けるという結末を迎えました。

作品におけるクライムの正体とは？

「オーバーロードⅡ」7話
ラナー王女は非常に優秀な人物っぽいですね。

孤児出身の騎士クライムに対する態度も
「利用してるだけ」
なのか
「本気」なのかわからないですね。

今の所「本気」っぽく見えますけどね。

「コードギアス」のユフィとスザクみたいですね。 pic.twitter.com/XzxbaZux4X

— アレンジングマーズ (@ArrangingMars) March 8, 2019

「正体」というと少し大げさになってしまいますが、「クライム」は何か特別な力を持っているわけではない少し正義感の強いだけの凡人です。

最後を見るとクライムの正体は「悪魔」ということになりますが、個人的に彼の正体は「道化」とか「ピエロ」という言葉がしっくりきます。

（作者様も14巻雑感でクライムのことを「最後まで道化だった人」と評していますね。）

物語の途中までは「化け物」と呼ばれるほどの異常者ラナーをクライムが救い、ラナーを純愛に目覚めさせる、なんて素敵な展開もあるのかなと思っていました。

しかし、結局クライムは最初から最後までラナーの操り人形のまま、真実を知ることなく悪魔になるという結末を迎えました。

客観的に見ると、ラナーの手で操られたクライムの人生は「哀れ」に映るかもしれません。

しかし、クライムにとってラナーと一緒に生きていけることは間違いなく「幸せ」なことなので、これはこれで良いと思うようになりました。

（幸せの定義は人それぞれですね。）

ということで、オーバーロードにおけるクライムの正体は「道化」ということで結論にしたいと思います。