呪術廻戦 第64話「そうゆうこと」にて、虎杖の元クラスメイトである「小沢優子」というキャラクターが登場しました。
虎杖とは偶然東京で再会する形になりましたが、虎杖と再会した後の彼女は意味深なセリフを残し、泣いているかのような描写が描かれていました。
彼女の基本情報を含めて、セリフの意味や再登場の可能性について記載していきます。
呪術廻戦|小沢優子のプロフィール
#呪術廻戦 キャラクターファイル No.44
小沢 優子
【悠仁の元同級生】
【中学卒業から半年で背が15cmくらい伸びた】 pic.twitter.com/KcFdNPotZp— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) April 6, 2022
小沢優子は、虎杖の中学校のときのクラスメイトです。
(中学校の詳細は分かりませんが、虎杖の高校は「宮城県仙台市」でしたので、おそらく仙台市の中学校だと思われます。)
小沢優子は中学校のときは背が低く太っていたせいで、クラスメイトからは「デブ」と蔑まれ、男子からは嫌われていたようです。
しかしそんな中、虎杖はクラスメイトの男子から「クラスの女子で誰が好きか?」と尋ねられた際に「(強いて言うなら)小沢」と答え、理由としては「字の書き方や魚の食べ方がきれい」と言っていました。
その会話を偶然聞いていた小沢は、虎杖に好意を抱くようになります。
中学卒業時に虎杖と写真を撮ることは成功したみたいですが、自身の容姿の自信のなさゆえか、気持ちを伝えることはできませんでした。
中学卒業後、彼女は東京に引っ越しており、東京に来た環境の変化によって体重が激減し、かつ身長も15cm伸びていました。
中学時代と比較すると、一見して同一人物とは思えないほどに激変し、容姿も可愛らしくなりました。
呪術廻戦、虎杖の中学時代の同級生、小沢優子の体格の変化に釘崎が驚く時、「急激に変化した所に驚く」リアクションはするんだけど、
「デブ」って言わないバランス感覚がとても好き。言葉選びが精密なんよ。 pic.twitter.com/WpxRS0p9CR— グラビトン・ボルト(侵略者) (@adnojifhinfo) February 2, 2021
(こんなん分かるか)
偶然虎杖が東京にいるのを見かけ、「今の私ならもしかしたら(虎杖に振り向いてもらえる)」と思ったことで、虎杖と一緒にいた釘崎に話しかけるところから64話のお話が始まります。
虎杖と再会した後の意味深なセリフの意味と泣いていた理由
彼女は虎杖と再会した後、意味深な発言をした上で泣いているかのような描写が描かれています。
その発言の意味と泣いていた理由について記載していきます。
小沢優子の意味深なセリフ
彼女が虎杖と再会したあとに発言したセリフとは
「でも私は私が嫌いな人達と同じ尺度で生きている」
というものです。
『呪術廻戦』のこのシーン良かった。字が綺麗で印象的だった子のことを覚えてて、同級生に「あいつデブじゃん」って言われても全く意に介さない感じ。その一方で、痩せてオシャレして、綺麗になった女の子が「私は私が嫌いな人たちと同じ尺度で生きている」って部分も含めて良かった。ルッキズムの話。 pic.twitter.com/EWZnMstPu9
— ムッチー (ガッチー&ムッチー) (@Gatchy_Mutchy) November 12, 2022
これはどのような意味なのでしょうか?
発言の根底にあるのは「悲しみ」
この発言の根源にあるのは「悲しみ」の感情になります。
虎杖は小沢と東京で再会した際、中学時と容姿が全く違っていたのも関わらず、小沢優子本人であることを一発で見抜きました。
また、そもそも中学校で虎杖が小沢に対して好印象を持っていたのも「所作がきれい」という理由によるもので、容姿について気にする様子はありませんでした。
このことから虎杖が「人の対して、外見で判断する人間ではない」ということが分かります。
(高校生にしては大人すぎるというか、達観していますよね。。。何かの術式の影響とかだったら面白いのですが..笑)
一方、小沢自身は「今の私ならもしかしたら」という発言の通り、「自分の容姿(外見)がきれいになったこと」を理由に虎杖にアプローチしようとしました。
しかし、これはかつて自分が嫌っていた「外見によって人を判断していた」中学のクラスメイトたちと同じ思考になっています。
そのような意味を持って小沢は「私は私が嫌いな人達と同じ、(外見で判断するという)尺度で生きている」と表現したんですね。
また、最後に小沢が泣いていた理由については、おそらく色々と複合された心情によるものだと思います。
・自分が嫌っていた人達と同類であり、虎杖とは異なる人種だと気づいたことへの悲しみ
個人的には上記の2つがあるかと思いますが、後者の方が思いが強いでしょうね。
虎杖のような人間の方が珍しいと思いますが、1話完結でなかなか考えさせられるお話でした。
小沢優子は今後再登場する?
原作13巻までの間で、小沢優子の登場したのは原作64話に一度のみで、それ以降は登場していません。
というか、この64話自体が長編と長編の間の箸休め的な話になりますので、小沢優子は一話だけの単発キャラとなる可能性が極めて高いと思います。
呪術廻戦では数少ない恋愛描写を描くことができる人物ですので、個人的には再登場してくれると嬉しいのですが、呪いや呪霊とは一切関係ない一般人である彼女を物語に関わらせると命を落とす可能性もあるので再登場してほしくないという思いもあります。
(不本意な言い方ですが、「虎杖と関わってしまった人間が不幸な目に合うことが多い」というのは残念ながら事実ですし、彼女がまた登場するときは「命の危機」と言ってもいいと思います。)
また、芥見下々先生は主要人物と思われるキャラクターでも割とサクッと殺してしまうところがありますので、「再登場したと思ったらその1話の中で殺されてしまう」ということも普通に考えられます。
「再登場してくれたら嬉しいけど、死んでしまう可能性が高くなるから再登場しないでほしい」という複雑な心情です。。。
まとめ
呪術廻戦に登場した小沢優子の詳細について紹介しました。
まとめると、
- 小沢優子は、虎杖に好意を持っており、中学時は太っていたが東京の高校進学時に痩せて容姿が激変した。
- 小沢優子の「私は私が嫌いな人達と同じ尺度で生きている」というセリフの意味は、外見で判断することのない虎杖と、自分が異なる人種であることを示唆しており、根底は悲しみの感情である。
- 再登場の可能性は低いが、したとしても死んでしまう可能性が高い
という感じですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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