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【精霊幻想記】セリアは結婚するかネタバレ有りで解説!再会についても

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「精霊幻想記」において、最も早く登場するヒロインの一人「セリア・クレール」

彼女は、当時スラム街の浮浪児であったリオに対しても見下すことなく接しているほど、心優しい人物です。

弱冠12歳にしてベルトラム王立学院初等科の講師を努めている彼女は、ひょんなことからリオが学院に入学することになった際の担任となり、以降5年間ずっとリオと接していました。

セリアはリオからすれば、「最も心を許せる相手」として描写されています。

そんなセリア・クレールは物語内で「結婚」にまつわる騒動に巻き込まれることになります。
彼女は結婚することになるのでしょうか?

以下から記載していきます。

以降ネタバレを含みます。

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精霊幻想記セリアは結婚する?

セリアの「結婚」にまつわる話は、原作小説5巻にて描かれていますが、結論としてはセリアは結婚しません。

以下、説明していきます。

セリアとリオは学院に入学してから5年後に別れる

セリアはリオが学院に入学してから5年間、リオの担任を努めていました。

しかし、リオはクラスメイトの貴族から無実の罪を着せられそうになった事件をきっかけに、学院からの逃亡を決意します。

そのため、5年間お世話になったセリアとはここで一度別れることになりました。

 

リオはセリアと別れて旅に出てから、ラティーファ、リーゼロッテ、綾瀬美春、アイシア等、さまざまな人物と出会います。

そして、リオとセリアが別れてからおよそ4年ほど月日が経過したころ、リオはセリアに会うためにシュトラール地方へ向かうことになります。

しかし、リオはその道中で「セリアが結婚する」という話を聞きます。

セリアの結婚相手は「シャルル・アルボー」という貴族で、この結婚は分かりやすく「政略結婚」にあたるものでした。

(「シャルル・アルボー」は昔、「フローラの誘拐事件」で、無実であるにも関わらずリオに拷問をして無理やり罪を被せようとした男です。そのため、リオからすれば良い印象はありません。)

それを聞いたリオはセリアに直接話を聞くべく、急ぎセリアの元へ向かいます。

原作5巻にてセリアと再会!

状況が状況のため、正規の手続きを踏まずにセリアのいる部屋を訪れたリオは、セリアとおよそ4年ぶりに再会しました。


精霊幻想記より引用

再会を喜び合う二人ですが、リオが自分のことを助けにきたと聞いたセリアは「決して望む結婚ではないが、貴族である以上受け入れている」ことをリオに伝え、この場から去るように言います。

セリアの本心が分からなくなったリオは言われた通りここで一度引きます。

しかし、どうしても納得ができなかったリオは、結婚式当日に式に乱入し、再度セリアの意志を確認することを決意します。

結婚式に乱入し、セリアの本心を聞く

警備を蹴散らしながら、セリアを人質に取るような形で密着し、再度セリアに結婚の意志を確認します。

「自分を犠牲にしないでほしい」というリオの言葉に揺さぶられ、セリアは「私を攫って、外へ連れていって」と紛れもないセリアの本心をリオに伝えます。


精霊幻想記より引用

それを聞いたリオはセリアを連れて式から逃走。

もちろん式には多数の警備がいましたが、リオとアイシアの二人の力の前に対抗することはできず、リオは逃亡に成功します。

これ以降、セリアはリオの味方として行動を共にすることになっていきます。

セリアはリオとは結婚する?

というわけで、結局セリアとシャルルの結婚式は、リオがセリアを攫って逃走することで阻止されました。

この1件により、セリアのリオに対する好意はさらに深まったと言えますね。

(もともとセリア自体がリオに好意を持っていることが分かるシーンは何度も描写されています。)

ちなみに、上記の原作5巻の表紙を見ると、まるでセリアとリオが結婚式をあげているかのようなイラストになっていますが、リオとセリアは最終的に結婚までしているのでしょうか?

原作小説ではリオとセリアは結婚していない

原作小説は約20巻ほどある「超大作」の精霊幻想記ですが、最新巻でもリオとセリアは結婚まで至っていません。

というか、リオ自身が「自分が結婚する」というところまで考えていない節があります。

(ただし、「結婚相手の候補」は着実に増えていっており、最新巻あたりまでいくと10人は軽く超えるほどの数になっています。)

原作小説5巻の表紙は紛らわしいですが、これは「リオが花嫁衣装のセリアを攫って逃亡するワンシーン」の描写であり、「リオとセリアの結婚式」ということではないです。

物語の最後ではリオとセリアは結婚するのか?

現時点ではリオとセリアは結婚はしていませんが、物語の最後で結婚までいたる可能性はあるのでしょうか?

個人的な予想になってしまいますが、「可能性はあるが、最有力候補ではない」と思います。

結婚相手の候補といえるヒロインたちの中で「リオと最も関係が深い」のは残念ながら「セリア」ではなく、前世からの繋がりがある「綾瀬 美春」に見えます。

リオの前世の人物にあたる「天川春人」はもともと「綾瀬美春」に好意を抱いていました。

かつ、「綾瀬美春」も「天川春人」に好意を持っていたため、二人は「両思い」という関係になっています。

(リオ自身は「リオと天川春人」は別物と考えているため、「綾瀬美春」に「天川春人」として向き合うことには抵抗を感じているみたいですが。)

それでも物語が進むにつれて、リオは美春に対して少しづつ向きあうようになっていきます。

この先「結婚」という展開があるとすると、結婚相手として最も有力なのは「綾瀬美春」になるかな、と思います。

リオはもちろんセリアのことも大切な人だと認識していますが、残念ながらリオがセリアに対して、「恋愛感情」を持っているような描写はなかったように思います。

ちなみに、異世界物だと「一夫多妻制」が認められていることが多いので、「第二、第三の婚約相手」という形でなら可能性はあると思うのですが、リオの実直で紳士的な性格を考えると「一夫多妻制を認めるとは思えない」というのが正直なところですね。

(こうしてみると、セリアルートはかなり厳しい気がします..)

まとめ

精霊幻想記に登場するヒロインの一人「セリア・クレール」について紹介しました。

まとめると、

・セリアはシャルル・アルボーという貴族と政略結婚させられそうになるが、リオによって阻止される

・以降はリオと共に行動するが、原作小説でもリオとセリアは結婚には至っていない。

・リオとセリアが結婚する可能性はあると思うが、結婚相手の候補としては「綾瀬美春」の方が有力であり、セリアとなる可能性は低い(と思う)

という感じですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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