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【無職転生】ターニングポイントで起きた光は何?転移の原因と赤い玉についても

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無職転生の序盤「ターニングポイント」というお話で、赤い玉から大きな光が発生して町や人々が消えていく現象が発生します。(通称「転移」)

この「転移」によりフィアット領が消失し、その場にいた人々が全く別の場所に散り散りに飛ばされるという被害が発生しました。

ルーデウスもこれに巻き込まれたことで、「ターニングポイント」というタイトル通り、いよいよ無職転生の物語が動き出すことになります。

しかし、この「転移」という現象が「なぜ発生したのか」「原因は一体何なのか」という点については物語序盤では明かされることはありません。
(少なくとも、アニメ化の範囲では語られることはありません。)

この「転移」の正体については、無職転生の物語の終盤で補足情報として記載されていますので、以下からその詳細について記載していきます。

以下、物語の根幹となるネタバレを含みます。

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無職転生ターニングポイントで起きた光は何?

ターニングポイントで起きたこの光は、通称「転移」という名前で呼ばれています。

この「転移」がなぜ発生したのかについては、実は作中でもはっきりとした原因が説明されているわけではありません。

作中でも、あくまで「こうではないか?」という推察がされていることと、原作小説の最後に補足情報として書かれているくらいです。

なかなかややこしいのですが、私が読み解いた範囲で以下から順に解説していきます。

「転移」が発生したのは「ナナホシ」が召喚されたから

まず結論として「転移」が発生した原因は、

「ナナホシ」という人物が無職転生の世界に召喚されたから

です。

「いや、まずナナホシって誰?」って感じだと思うので、まずこちらから説明します。

「ナナホシ」は無職転生1話に登場した女子高生

「ナナホシ」という人物は、主人公ルーデウスと同じく現実世界からやってきた転生者です。

無職転生の第2話(マンガだと1話)にて、トラックに轢かれそうになっていた女子高生がいましたが、それが「ナナホシ」です。(本名「七星静香」)

生前のルーデウスと同様に、現実世界でトラックに轢かれたことが無職転生の世界に繋がるきっかけだったということですね。

この「ナナホシ」が召喚されたことで「転移」が発生したのですが、これだけだと因果関係が分からないと思いますので、以下より、物語の根幹部分を含めて詳しく解説します。

転移の原因と赤い玉について

この「転移」が起こるまでの経緯についてですが、そもそもは無職転生の世界に「再生の神子(みこ)」という特殊な力を持つ少女が存在したことが全ての発端になっています。

 

「再生の神子(みこ)」と呼ばれるリリアという少女

この神子の少女は「リリア」という名前で、

・死ぬとループして同じ人生を繰り返す
・物体の時間を最大で一日だけ巻き戻す

という2つの能力を持っていました。

後者の「物体の時間を最大で一日だけ巻き戻す」能力は、非常に有用な能力として、当時の国の王に独占され悪用されることになります。

さんざん利用された挙げ句、最後には殺されてまた同じ人生をやり直すという無限地獄を味わっていたリリアは、自らの運命に絶望しきっていました。

絶え間なく続く死を向かえ続け、徐々に壊れていきながら、リリアは決死の思いで「誰か助けて!!」と強く願います。

このリリアの強い思いによって、世界の法則が書き換わりました。

 

実はリリアの能力は

「物体の時間を最大で一日だけ巻き戻す」

ものではなく、強く思うことで

「過去を改変する」

という、とてつもないものでした。

 

「誰か助けて!」と強く願ったことで発生した「過去改変」によって、次の彼女の人生には今までになかった変化が起こります。

「篠原秋人」という少年が無職転生の世界に転生され、リリアと出会うんですね。

「無職転生」の世界に転生してきた「篠原秋人」

この「篠原秋人」という人物は、ナナホシや生前のルーデウスと同じように、現実世界でトラックに轢かれたうちの一人です。

ナナホシと話している二人の男子のうち、左にいる茶髪の方が「篠原秋人」です。

篠原秋人もトラックに轢かれていたんですね。


無職転生1巻より引用

(顔が描写されているのは漫画版だと1巻に一コマだけでした↑)

実は一番最初に無職転生の世界に転生していたのは、ルーデウスでもナナホシでもなくこの「篠原秋人」だったということになります!

 

この篠原秋人はとても優しい人物で、転生した後リリアととても仲良くなり、リリアは絶望しかなかった人生に少しづつ希望を見出していくようになります。

しかしその矢先、またも運命は彼女を裏切り、篠原秋人は当時発生していた戦争に参加させられたことで、あっけなく命を落としてしまいます。

リリアは篠原秋人の死に絶望し「彼と共に生きたい!」と強く思ったことで、またも「過去を改変する力」を使用しました。

2度目の「過去改変」によって赤い玉が発生

この2度目の過去改変によって、篠原秋人が転生してくる「100年前」の無職転生の世界に「時空の裂け目」という「赤い玉」のようなものが発生します。

(アニメだと7話のラストに少し出てきましたね。)

この赤い玉から「ナナホシ」が転生してくることになります。
(マンガ版だと玉の中にナナホシがいる描写がありますね↓)

リリアの「過去改変」によって、過去にナナホシが召喚される理由は、「篠原秋人と共に生きたい」というリリアの思いが「ナナホシの思い」と酷似していたから、と説明されています。

(篠原秋人とナナホシは生前の世界でかなり親しい仲だったのだと思われます。)

この理由は少し解釈が難しいですが、ナナホシは「篠原秋人が助かる未来を作る役目」として過去に召喚されることになったということでしょう。

(事実ナナホシは、転生された後「転移」について研究して世界の技術レベルを高めていたり、「篠原秋人」も転生している可能性があることに気づいていたりと、有能な描写が目立っています。)

 

しかし、ここで一つ問題が発生します。

ナナホシを100年前の過去に存在させることはリリアの力でも難しいことだったようで、「時空の裂け目」を出すことには成功したものの、そこからすぐにナナホシを召喚することができませんでした。

(「時空の裂け目」が登場した後、ナナホシが召喚されるまで何年かタイムラグが発生したんですね。そのため、アニメの7話でも「時空の裂け目」である赤い玉は「ただあるだけで特に影響のないもの」と認識されていました。)

 

ナナホシが召喚されずに「時空の裂け目」としてただ存在している中、その裂け目から「篠原秋人」「ナナホシ」とは全く関係ない一つの魂が迷い込んできます。

これが「生前のルーデウスの魂」であり、その魂が無職転生の世界の赤ん坊の中に入り込んだことで、生前の記憶を持つ「ルーデウス」が誕生することになります。

(現実世界では3人とも同時刻にトラックに轢かれていましたが、転生される時期は全員バラバラだったみたいです。)

 

そして、最初に「時空の裂け目」が発生してから17年後(ルーデウスが10歳になったとき)に、ようやくナナホシが召喚され、同時に「転移」が発生したということになります。

「ナナホシの召喚」には膨大な魔力の消費が伴い、その魔力を召喚時の周囲にあったものから剥奪したことによって、フィアット領の「消失」と人々の「転移」が発生しました。

(消失した人や物は無生物から順に魔力として消費され、余った分が世界に放出されたようです。
この「放出」というのが=「転移」ということになりますね。)

 

…ということでかなりややこしいですが、「転移」が発生した原因の発端を一言で言うと「篠原秋人を救うために、リリアが過去改変を行ったから」ということですね。

その後のリリアと篠原秋人は?

「過去改変」を使用したリリアは、ルーデウスが無職転生の世界で74歳の寿命を迎え死亡した後、能力の全てを失った状態で再度世界に生まれることになります。

そしてこの後、何年か経ってから「篠原秋人」が転生してくることになります。

しかし、リリアが「過去改変」して過去にナナホシを召喚した結果、リリアが「篠原秋人とともに生きる」という願いを叶えることができたのかどうかは、「無職転生」の作品内で語られることはありませんでした。

(読者の想像に任せるというか、あくまでも「無職転生」はルーデウスの物語ということなのでしょう。)

まとめ

「無職転生」の第1のターニングポイントとなる「転移」発生の原因と経緯について解説しました。

かなり壮大で、かつややこしいのでうまく説明するのが難しいのですね。。。
(もしかしたら私の解釈も間違えている可能性も…)

ちなみにweb小説の原文は無料でなろうサイトに掲載されていますので、もう少し詳しく知りたい方は以下からぜひ御覧になってみてください。

無職転生 - 異世界行ったら本気だす - - エピローグ「プロローグ・ゼロ」
R15 残酷な描写あり 異世界転生

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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