無能なナナに登場する「飯島モグオ」というキャラクター。
中島ナナオをいじめている描写があったり、子分を従えていたりとクラスのガキ大将的なポジションである彼ですが、1話から登場しているにも関わらず未だ生存しています。
今回はそんな飯島モグオというキャラクターについて紹介しています。
6巻以上のネタバレを少々含みますので、ご注意ください。
無能なナナ 飯島モグオの能力と代償は?
◤キャラクター公開!!◢
飯島モグオ(CV:中島卓也)
炎をあやつる能力者。自称「炎の貴公子」。
教室では番長的な存在で、子分も数名したがえている。
たまに子分たちを集めて「モグオリサイタル」と呼ばれる説教大会を開く。
はた迷惑なところもあるが、根は友人思いの純情野郎。#無能なナナ pic.twitter.com/vfGDij7jhK— TVアニメ「無能なナナ」公式 (@munounanana) August 7, 2020
「未来予知」「過去に戻る」「不老不死」など、クセが強い能力を有する生徒がいる中、飯島モグオの能力は「火炎を操る」という非常にシンプルなものです。
主に手に炎を纒って殴りかかったり、巨大な炎を敵に向かって投げつけるなど、「火の能力者」であれば、おおよそ想像できるとおりの攻撃手段を持っています。
彼の能力が活躍した場面はあまりないのですが、一度、橘ジンがモグオに変身し、逃げるナナに対して火炎で攻撃していました。
(珍しくモグオがかっこよかったのですが、それも橘ジンが行ったものというのが悲しいですね。。。)
ナナを動けなくするほどのダメージを与えていましたので、シンプルに攻撃力は高いと言って良さそうです。
他の作品だと、だいたい主人公やイケメンキャラに割り当てる能力ですが、無能なナナではおせじにもイケメンキャラとは言えない飯島モグオに割り当てられています。
(王道を外してくる「無能なナナ」らしいと言えばらしいですよね。)
また、能力の代償については作中ではまだ明らかにされていませんので、推測してみます。
同じくシンプルな能力の持ち主として、「郡セイヤ」という氷を操る能力者がいます。
火と氷で対照的な能力になっているため、度々モグオと対立している彼ですが、彼の能力の代償(デメリット)はすでに明らかになっています。
それは「人を凍らせることはできない」というものです。
(ナナが質問して推測しただけですが、描写的にほぼ間違いないです。)
ここからモグオも同じように「人に対して使用できない」という代償(デメリット)があるのでは?
と推測してみたのですが、モグオに変身した橘ジンが普通にナナに攻撃できているので、これは違うみたいです。
そもそも能力を使用している描写が少ないためヒントが少ないのですが、おそらくはシンプルな能力、故にシンプルなデメリットということで、「使用制限」あたりなのでしょう。
「僕のヒーローアカデミア」という作品に登場する「エンデヴァー」という火の能力者には、
能力を使うたびに「体温が上がり、身体機能が低下する」というデメリットがありました。
排熱する手段が無いという理由ですが、飯島モグオの場合もこれに当てはめるかと思います。
炎を使用する場面に不自然な描写はありませんでしたので、デメリットは後から来るものと考えられます。
また、能力を何度も繰り返し使用している描写もありませんので、今の所矛盾はないかと思います。
(描写が少ないため矛盾しないのは当然なのですが…)
飯島モグオの性格は?
飯島モグオの性格は、乱暴で粗雑なガキ大将。だけど子分を大事にしていたり少々心配症だったりと、善人ではないが決して悪人というわけではないですね。
(根は良いやつという感じで、「ジャイアンみたい」というのが一番近い気がします。)
また、「過去に戻る」能力を持つ渋沢ヨウヘイのような格上の存在に対してはおどけながら負けを認めるなど、強者にはへりくだる少々情けない一面もあったりします。
ちなみに自身のことは「炎の貴公子」と呼ぶように強制したり、自身の能力に「ファイナル・ファイアー」という名前をつけたり、かなり拗らせていますね。
飯島モグオは今後どうなるのか?
1話から登場している彼ですが、最新6巻までの段階で生き残っています。
殺人が起きた場合には必ず登場するのですが、特に重要な役割を与えられることもなく、ナナから狙われることもなく、もはや完全にモブキャラと化してしまっていますね。
第1章である特に何も活躍しませんでしたが、私は個人的に、第2章では彼に焦点があたる可能性もあると考えています。
「無能なナナ」の第2章では、生きていた中島ナナオの復讐劇がメインとなっていきます。
また、思惑はまだ不明ですが、ナナオは島にいた生徒たちを皆殺しにしようと考えているようです。
ナナオの心境から見れば、自分を殺そうとしたナナは復讐の対象として含まれているのは当然ですが、自分をいじめていた飯島モグオに対しても復讐の念を抱くのは当然だと思います。
ナナオの復讐の対象として、飯島モグオを主軸においた事件が描かれる可能性もあるかと思っています。
(まぁ、残念ながら「飯島モグオを主軸に置く」=「死ぬ」ということになってしまうのですが。)
モブキャラとして一生を終えるくらいであれば、インパクトを残して華々しく散る方がまだマシかなと私は思うのですが、どうでしょうか…?
最後に、かっこいい炎の必殺技を出すくらいの描写は期待したいですね!!
まとめ
飯島モグオの能力と性格、彼の今後について記載しました。
まとめると、
- 飯島モグオの能力は「火炎を操る」というシンプルなものだが、攻撃力は高くデメリットもあまり無い。
- 性格は乱暴だが、優しい一面ももっており、決して悪人ではない。
- 物語の第2章ではナナオの復讐の対象としてスポットがあたる可能性もある。
という感じですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!