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【無能なナナ】中島ナナオの能力と強さについて解説!成長した能力についても

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無能なナナの1話に登場し、主人公のように話に中心になって驚きの展開とともに最後を迎えることになった最初の犠牲者「中島ナナオ」。

能力は「能力の無効化」という異端とも呼べるものですが、「とある魔術の禁書目録」の主人公「上条当麻」のイメージが強いため、「主役に与えられる能力」と言っても良さそうです。

今回はそんな中島ナナオの「能力」について記載していきます。

最新6巻以上のネタバレを少々含みますので、ご注意ください。

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無能なナナ 中島ナナオの能力は?

中島ナナオの能力は「能力の無効化」です。

その能力が発揮されたのは1話で飯島モグオの火炎攻撃を防いだときですよね。火炎攻撃の前に立ちふさがると、火炎は跡形もなく消え去りました。

(「とある」シリーズの上条当麻のように、「無効化できるのは右手だけ」という制約があるわけではなく、体の一部が触れれば良いみたいですね。)

この無効化のシーンで「上条当麻」のイメージを重ねた人は、おそらく主人公は「中島ナナオ」であるという刷り込みを受けると思います。

それが1話ラストのどんでん返しのインパクトを高めてくれている..というところまで計算されていたとしたらすごいですよね!

ちなみに1話時点で、「能力の詳細についてはまだ分からない点が多い」と言われており、「能力の無効化」にはまだ成長の予知があるということが示唆されているように見えました。

中島ナナオの成長した能力と強さは?

1話にて壮絶な最後を迎えたとされていた中島ナナオですが、47話にて実は生存していたことが明らかになりました。

中島ナナオの生存については、以下の記事を御覧ください。

中島ナナオを助けたのは、よりによって鶴岡タツミ。

崖から落とされたナナオをどうやって救出したのかは分かりませんが、ナナオにとっては命の恩人であることは確かです。

救出されてから、おそらく鶴岡タツミのマインドコントロールによって洗脳されてしまったのでしょう。

ナナオは分かりやすく闇落ちし、ナナへの復讐の気持ちが芽生えていただけでなく、「能力の無効化」という能力も成長し、強化されていました。

以下、ナナオの成長した能力の詳細についてネタバレ有りで記載していきます。

①自分の能力を制御できるようになった(と思われる)

中島ナナオが生きていることを示すため、橘ジンがナナオに変身する姿をナナに見せるシーンがあります。(橘ジンは「生きている」ものにしか変身できないため)

その際、橘ジンは以下のように説明しています。

中島ナナオは自身に向けられる能力(橘ジンの「変身」の対象)を無効化していたため、今まで中島ナナオに変身することができなかった。

しかし、ここ最近になってできるようになった。理由としては、能力が成長したか、もしくは制限がついたか。

橘ジンの「変身」が使えるようになったのは、「中島ナナオの能力に変化があったから」と考えるのが妥当でしょう。

おそらくですが、中島ナナオの能力が変化する前は、ナナオに向けられる能力は無意識(自動)で無効化するようなものだったのだと思います。

ナナオは自分の能力について理解を深めることで、無意識な能力の無効化が解除され、橘ジンが「変身」の対象にすることができるようになったのだと考えています。

②他人の「脳のブレーキ」を外すことができる

こちらが明確に明らかになった「能力の無効化」の成長した能力ですね。

一言で言うと、洗脳系の能力になります。
以下、概要です。

  • 人間は「人を殺すのをためらう」「法律を遵守する」という人間しかしない思考をする。
  • つまり人間は「悪いことをしてはいけない」という「脳のブレーキ」を持っている。
  • これは人間だけが持つ美徳であり、動物にはない「異能力」と言うことができる。
  • 中島ナナオは他人を対象として、この「異能力」(脳のブレーキ)を無効化することができる。

ナナオはこの能力を「重力操作」の能力を持つヒカルに対して使用しました。

ナナに脅されて恐怖心を持ってしまったヒカルに対して「ナナへの恐れ」を無効化したことで、翌日彼はナナに対して、人が変わったように攻撃的な姿勢を取るようになりました。
(「恐怖」というのも人間が持つ脳のブレーキの一種ということですね。)

「能力の無効化」という能力を、「異能力の無効化」だけでなく「人間が本来持つ能力の無効化」というように解釈を広げてきたのは面白かったです。

完全に悪役側が持つ能力なので、主人公に持たせるわけにはいかない能力ですが、現在のナナオは闇落ちしているので全く問題なし(?)ですね!

ちなみに、ヒカルの「重力操作」の能力を無効化している描写もありますので、従来の能力もバッチリ使用できる状態になっています。

③自分の姿を消すことができる

②の「他人の脳のブレーキを外す」の応用になるのですが、ナナオは他人の「識別能力を無力化」することで、自分の姿を他人の認識から消すことができるようになりました。

簡単に言うと「実体のある透明人間になる」ことができるようになったということですね。

「姿を消す」という能力だけでも、一つの強能力として存在してもおかしくないレベルですが、ナナオの場合「能力の無効化」を応用させることで実現できてしました。

非常に強力な力ですが、「人の目を通さずに」見ることでナナオの姿を認識することができます。(鶴岡はスマホのカメラを中継することで、ナナオが存在していることを看破していました。)

また、相手の脳のブレーキを外すときは「対象の相手に言葉で暗示をかける」という条件が必要でしたが、どうやら「姿を消す」際にはそのような条件は必要ないようです。

(鶴岡を相手に姿を消したときには、最初からナナオの認識が消されており、何かトリガーとなりえるような行動はしていませんでした。)

「自分の姿を消す」場合、条件なく他人の認識からナナオを消すことができるのであれば、相手に全く気づかれることなく行動できる超強能力になります。

初期は「無能」と蔑まれるほどの能力者だったのに、とんでもなく応用の効く強能力者に成長していることが分かりますね!

今後の展開について

ナナオは能力を成長させ、相手の能力を無効化するだけではなく「人間の脳のブレーキを外す」という洗脳系の能力を手に入れました。
(鶴岡タツミのマインドコントロールに近い、洗脳する力を手に入れているのは偶然なのでしょうか?)

この能力は表立った戦闘ではなく、裏から手を回して暗躍する形の方が相性が良さそうですよね。
(姿も消せますし)

物語の第2章の展開は中島ナナオの復讐がメインになりますが、ナナオ自身は直接手を下さず、他人を洗脳することで間接的にナナを追い詰めていくような展開になるのでしょう。

ナナが絶体絶命になったときに、満を持して目の前に登場..というのが王道ですかね。

私は、ナナオは最終的にはナナと和解し、「無能なナナ」のW主人公として鶴岡タツミを倒す展開になると予想しておりますが、それはおそらく最終章で描かれることになると予想しています。

しばらくは第2章のナナオの暗躍による復讐劇を楽しみたいと思います。

まとめ

中島ナナオの真の能力について解説しました。

まとめると、

  • 中島ナナオの能力は「能力の無効化」であり、1話時点では詳細は不明だった。
  • 中島ナナオは生きており、能力が成長したことで「脳のブレーキの無効化」という洗脳能力を手に入れた。
  • 「脳のブレーキの無効化」を応用させることで、自分の姿を消すことができるようになった。
  • 第2章ではナナオがこの能力を使って暗躍し、ナナへの復讐劇が展開されていくと考えられる。

という感じですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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