「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」。
この作品には「アンジェリカ」「リビア」の2大ヒロインが存在し、リオンとの関係が発展していくのは基本的にこの2人となります。
しかし、この作品には実は「マリエルート」というスピンオフ作品が存在し、その内容は
「本編でリオンとマリエが先に遭遇した場合にどうなるのか」
を描いたものとなっています。
(この「マリエルート」は書籍版を購入してアンケートに答えると「特典」として読むことができます。)
「マリエルート」という名前の通り、ヒロインを「マリエ」として扱ったストーリーとなるのですが、本編とは全く異なる展開になっていきます。
以下より、「マリエルート」の展開についてネタバレ有りで紹介していきます。
モブに厳しい世界マリエルートのネタバレ
乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です の 書籍版はアンケートに答えると「マリエルート」が読めるようになります。
Webに掲載している関係で文字数に制限がなく、結構なボリュームになっております。
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まず、全体的な話の方向性で言うとマリエルートは「悲惨」の一言です。
以下より抜粋して挙げていきます。
リオンとマリエは婚約一歩手前の関係になる
『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』
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ついに『モブせか』のマスコット「マリエ」の登場です!!詳細は近日中に公開予定。
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マリエルートにおける唯一と言っても良い「救い」としては、リオンとマリエの関係が発展するという点でしょうか。
(リオンとマリエは人気投票の1位と2位であるため、カップリングとして楽しみたいという意見も多いと思います。)
本編では、リオンとマリエが前世での兄妹であることが判明するため、関係が発展することはありませんでした。
しかし、このストーリーでは話のズレによってお互いが「兄妹ではない」ではないと判断してしまいます。
「実の兄妹ではないならば問題ない」と考えたリオンは、マリエに「うちに来い」という言葉でプロポーズ?し、これにマリエが答えました。
作中ではまだ「結婚」という段階には進んでいませんが、リオンはすでに結婚を前提としている節があります。
おそらくこのスピンオフ作品は、リオンとマリエの結婚式が描かれて完結となるのではないかと思います。
「聖女」についての言及がある
本編において「聖女」という存在は非常に重要な立場になるのですが、「聖女」は一体何なのか、ということは本編ではあまり語られていませんでした。
その聖女について、このスピンオフで説明されています。
以下、聖女の詳細です。
・「聖女」というのは、ホルファート王国の建国に関係した女性のこと
・その聖女の力があれば困難な冒険を乗り越えられ、奇跡を起こしたため「聖女」と呼ばれた
・その初代「聖女」に親しい力を持ったものを「聖女」として国が認めるようになる
・「聖女」と認められたものでも、初代聖女の力には及ぶものはいない
このスピンオフにて、「初代聖女と同等の存在」と認められる聖女が登場してきます。(後述します。)
リビアが怨念に体を乗っ取られる
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メインヒロインの一人「リビア」は、リオン、マリエの介入が無くなったために本来の乙女ゲームのシナリオの通りストーリーが進んでいくことになります。
しかしその結果、リビアは「聖女アン」の怨念に体を乗っ取られるという展開になってしまいます。
この作品が悲惨な展開になっていくのは、このリビアの体を乗っ取った「聖女アン」の怨念が原因になります。
ちなみに、前項であった「初代聖女と同等の存在」と認められるのは、「リビアの体を乗っ取った聖女アン」のことです。
(つまり、どちらも「アン」ということになります。)
このスピンオフではリビアの存在感がほとんど無いのですが、リビアが乗っ取られた体の主導権を奪い返したりと抗う様子がありますので、ここから活躍が増えるかと思います。
アンジェはユリウスとの婚約破棄で暴走
早くも9月になりまして、乙女ゲー2巻発売の約1週間前となりました。表紙はアンジェちゃんです。何卒よろしくお願いします!https://t.co/zlWwjpR1B5 pic.twitter.com/IRTZsy5FRN
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アンジェは本編と同様、ユリウスとの婚約が破棄されてしまいます。
しかし、本編と違いマリエルートでは「リオン」という頼れる存在と親しくならなかったが故に、感情を抑えらずに暴走。
アンジェの暴走を止めようとするリオンと対峙することになります。
リオンとの戦いを経て沈静化したアンジェはその後冷静さを取り戻し、リオンと行動を共にするようになっていきます。
また、このスピンオフにて、実はアンジェも「聖女の血筋」だったことが明らかになります。
暴走状態のアンジェの炎の魔法は、「国一つくらい焼き尽くせるほど強大なもの」と評されていたのですが、その理由は「聖女の血筋だったから」というわけですね。
ノエル、ルイーゼが死亡
GCノベルズから7/30発売のラノベですー。
「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です 6」https://t.co/MiVbfO1vYn
"死に別れた弟の面影をリオンに重ねるルイーゼが、聖樹の生け贄に選ばれてしまう。
しかもルイーゼ本人は弟が呼んでいると自ら率先して、その身体を捧げようとしていた。" pic.twitter.com/GLTmbOg33D— 電漫堂 (@denman_do) July 29, 2020
アルゼル共和国編で登場するヒロイン「ノエル」と「ルイーゼ」。
本編では窮地に陥りながらもリオンに助けられる形になりますが、マリエルートではなんと二人共死亡してしまいます。
経緯としては、アルゼル共和国がルクシオンのような「謎の飛行船」に襲撃を受けたことで、聖樹の力が暴走。
ノエルとルイーゼはその聖樹の暴走を防ごうとしますが失敗に終わり、犠牲となる形で命を落としてしまいました。
(ノエルに関しては本当に一瞬登場だけの登場だったため、非常に驚きました。)
まとめ
「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」のマリエルートの内容について紹介しました。
冒頭でも言いましたが、「マリエルート」は書籍版を購入してアンケートに答えると読むことができます。
内容が気になる方はぜひ一読して見て下さい!
(特典とは思えないほどのボリュームになっています。)
まとめると、
・マリエルートは「本編でマリエとリオンが先に遭遇した場合にどうなるのか」を描いたもので、本編とは全く異なる展開となる。
・本編で語られなかった「聖女」について言及されており、初代聖女アンの怨念がリビアの体を乗っ取って暗躍する。
・本編でのヒロインである「ノエル」「ルイーゼ」は登場してすぐに死亡する。
という感じですね!
【モブに厳しい世界】リビアの正体は聖女?能力や結婚についても解説
【モブに厳しい世界】アンジェリカは結婚する?子供や能力についても解説
【モブに厳しい世界】マリエの正体は?性格やリオンとの関係を解説!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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