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【シャドーハウス】モーフに記憶はある?生態について解説!

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シャドーハウスに登場する「シャドー一族」は元から人間の姿をしていたわけではありません。

元々は「モーフ」と呼ばれる、黒い妖精だったと説明されています。

今回はそんなモーフの生態について紹介していきます。

単行本以降のネタバレを含みます。

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シャドーハウス モーフの生態

シャドーが元々「モーフ」という存在だったことは原作45話には明らかになりました。

モーフの生態について、以下より解説していきます。

擬態・模倣を得意とする

モーフは擬態と模倣を得意としており、人間の姿を見ることで人間の「姿・形」に変形することができます。

ただし、色はモーフのときと変わらず黒いままです。

また、擬態元となる「人間」はシャドーハウスの近くの村から攫ってきた「人間の子ども」になります。

その子どもたちは、擬態に成功したモーフに仕える「生き人形」として、シャドーハウスで生きることになります。

人格を得ることができる

人間の姿に擬態したモーフ、すなわち「シャドー」は、擬態元である人間を「生き人形」として側で仕えさせます。

側で仕えさせることでシャドーと生き人形には「ふれあい」が発生し、これによりシャドーは「人格」を得ることができます。

シャドーが話したりすることができるのは「人格」を得ることに成功したからというわけですね!

ちなみに、中には「人格の取得」まで至らず話すことがままならないシャドーもいます。
(「シャーリー」というシャドーは、「人格」を得ることができなかった個体でした。)

「人格を得ることができない個体」=「生命力が弱い個体」といえるようで、シャーリーは「お披露目」に合格できず死亡してしまいました。

元々の個性は残る

モーフは元の人間の影響を受けて色々と上書きされますが、意外にもモーフの元々の個性は残ります。

例えば、「ルイーズ」というシャドーはおしゃべりで元気な印象ですが、元となった生き人形の「ルウ」は非常に無口かつ無表情という正反対の性格をしています。

これはルイーズとなる前の元々のモーフが「おしゃべり」という個性だったため、生き人形の影響を受けなかったからです。

キャパオーバーもある

モーフは元の人間の影響を受けますが、限界もあります。

モーフ自体が元々「頭が良くない」個体で、「頭が良い」生き人形を擬態した場合、多少の影響は受けつつも、生き人形ほど頭が良いシャドーにはなりません。

(これはジョンとショーンの関係性になります。)

モーフは人間を完全に模倣できるというわけではないんですね。

人間に寄生し「一体化」する

モーフは「寄生型」の妖精と説明されています。

「寄生」というのは、人間との「一体化」のことを指しており、姿を模倣して人格を得た後の最終段階としてこの「一体化」が行われます。

この「一体化」が完了すると、シャドーが人間の体を乗っ取るようになります。(人間側の意識は期消えます。)

一体化したシャドーは「人間の姿」と「シャドーの姿」を制御できるようになり、シャドーハウスでは「人間を超えた存在」という意味を兼ねて「大人」と呼ばれるようになります。

モーフに記憶はある?

モーフの基本情報は上記の通りです。

シャドーは「人間を擬態している存在」ということになりますが、シャドーは自分が「モーフ」だったときの記憶は残っているのでしょうか?

実は、モーフが人間の姿に擬態するというのは「生まれ変わり」に近いため、擬態後、モーフだったときの記憶は消えていきます。

そのため、大半のシャドーは自分たちが「モーフ」だったときのことは忘れ、元々人間の姿をしているものと認識しています。

しかし、シャドーの中には「モーフだったときの記憶を持っている」特殊な個体も存在しています。

現時点で判明しているのは「ケイト」「ローズマリー」の2体です。

モーフだったときの記憶を持っているシャドー①:ケイト

ケイトは物語序盤から、他のシャドーとは違う言動を見せています。

普通シャドーは自分の生き人形には自らの名前に似ている名前をつけますが、ケイトの場合は「エミリコ」と、全く違う名前をつけています。

また、「生き人形」はシャドーよりも身分が低いものとされているため、ぞんざいな扱いを受けることも多いです。

しかし、ケイトはエミリコのことをかなり大切に扱い、個を尊重しているような描写が目立ちます。

その理由は、ケイトが「モーフのころの記憶を持っている」ために、

・生き人形の正体が「人間」であること
・自らが「人間から生まれた存在」であること

を知っているからになります。

ケイトは、単なる人攫いをしているシャドーハウスのやり方が間違っていると考えており、シャドーハウスの最高権力者である「偉大なるお爺さま」に対抗しようとしています。

自らの生き人形であるエミリコも、共に対抗する仲間として見ていたために、大切に扱っていたということになりますね。

モーフだったときの記憶を持っているシャドー②:マリーローズ

作中序盤で登場した「ローブ様」の正体はこの「マリーローズ」になります。

マリーローズもまた、ケイトと同様に「モーフだったときの記憶を持っている」シャドーになります。

(つまり、ケイトと同様に「シャドーハウスのからくり」を知っていることになります。)

マリーローズが「ローブ様」となり暗躍していた理由は、自らの生き人形「ローズマリー」と共にシャドーハウスから脱出するためになります。

モーフのときの記憶を持つシャドーは、生き人形が「人間」だと知っているからか、自らの生き人形を大切に思うことが伺えますね。

まとめ

シャドーの元の姿「モーフ」の生態と記憶について紹介しました。

まとめると、

・シャドーは元々「モーフ」と呼ばれる「寄生型の妖精」であり、擬態・模倣を得意としている

・モーフは人間に擬態するのは「生まれ変わり」に近く、擬態するとモーフのときに記憶は徐々に忘れる

・モーフのときの記憶が存在する特殊な個体も存在し、現在判明しているのは「ケイト」「マリー・ローズ」の2体である。

という感じですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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