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【呪術廻戦】加茂憲紀・加茂憲倫の読みが同じ「かものりとし」なのはなぜ?2人いる理由を解説!

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呪術廻戦 京都校の3年生として登場する「加茂憲紀(かものりとし)」

京都姉妹校交流戦において、リーダーシップを発揮して全体に指示を出していた糸目の術師です。

呪術界の御三家の一つ「加茂家」の生まれであり、相伝の術式を持って生まれた生粋の呪術師と言えますね。

ですが、彼の出生には実は秘密があり、また「加茂家」自体にも色々と問題がありそうな感じです。

今回はそんな「加茂憲紀」の基本情報の他、御三家の汚点「加茂憲倫」と同じ名前である理由についても解説していきます!

ジャンプ最新話の情報も追記していくため、ネタバレを含みますのでご注意ください。

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呪術廻戦|加茂憲紀(かものりとし)の基本情報

以下より、加茂憲紀の基本的な情報含め記載していきます。

加茂家相伝の術式「赤血操術」を使う準1級術師

加茂憲紀は加茂家相伝の「赤血操術」という術式を使います。

自分の血液と血液がついた物を自在に操れることができ、血液パックとして予め準備しておき戦闘で使用するといった使い方もできます。

近・中・遠全てに対応できるバランス力を有した術式で、技の種類も豊富で応用も効きます。

以下は加茂が使った技の一覧です。

赤鱗躍動 (せきりんやくどう)

自身の血流を操作することで、一時的に身体能力を向上させる技です。
(ONE PIECEの主人公ルフィの「ギアセカンド」の簡易版みたいな感じですかね。)

赤縛 (せきばく)

血液パックの血液を開封し、網状にして相手を拘束する技です。

苅祓 (かりばらい)

血液パックの血液を使って、飛び道具のように相手に投げつけて攻撃する技です。

百歛 穿血 (びゃくれん せんけつ)

血液を両手で挟み、圧縮した血液を一気に放出して攻撃する技です。
(作中の描写だと、赤血操術の中で最も攻撃力が高く見えます。)

加茂憲紀の出生は偽り?

加茂憲紀は表向きは加茂家の嫡男(正式な血筋)となっていますが、実は側室の子でした。

しかし、正室が加茂家相伝の術式を継いだ男児を産むことができなかったため、相伝の術式を継いでいた彼が嫡男として迎え入れらえた、という過去を持ちます。

加茂憲紀自身は嫡男として相応の扱いを受けていたようですが、対象的に母親は加茂家内で「爛れた側妻」として虐げられていました。

加茂はそんな母親のことをとても慕っており、母親のために立派な呪術師になることを誓っています。

加茂家の次期当主としての矜持を持つ

加茂憲紀は、自分が「御三家」であることに誇りを持っており、御三家の時期当主としてあるべき理想像と強い思想を持っていました。

交流戦において、宿儺の器である虎杖を「危険分子として殺せ」と京都校学長に指示された際、それに躊躇う様子はありませんでしたし、加茂自身もそれを「加茂家の人間として」正しい判断と考えています。

しかし、描写をよく見ると「私は加茂家嫡男として振る舞わねばならない」と、自らに強制した思いを持っていることが分かります。

ここから、本心の思いとは異なっていることが伺えますね。
(個人的な感情よりも、自らの立場を踏まえての思考を優先しているんでしょう。まだ若いのに、このような思考ができることはとても立派だと思います。)

 

また、交流戦2日目の野球において自分が殺害しようとしていた虎杖と実際に会話したことで、心境に変化が生まれているように見えました。

「人をいっぱい助けたい」という虎杖の発言に対して「いい理由だ」と返答していました。

(加茂自身が幼いときに母親から「たくさんの人を助けて」と言われたことが重なったんですね。)

この描写により、加茂が多少なりとも虎杖のことを認めたような印象を受けました。

五条悟は現在の呪術界を「腐ったミカンのバーゲンセール」と表現していましたが、加茂は間違いなく現在の呪術界の保守的思考にどっぷりと浸かっている状態でした。

これ以降、加茂の考えがどのように変化していくのかは分かりませんが、もう少し柔軟な思考を持つことができれば、加茂家次期当主としてふさわしい存在になれるのではないかと思います。

「御三家の汚点」加茂憲倫(かものりとし)と読みが同じなのはなぜ?

呪術界の歴史には「史上最悪の術師として名を残す御三家の汚点」として「加茂憲倫(かものりとし)」という術師が存在したことが明らかになっています。

これまで紹介してきた加茂は「憲紀」という漢字になりますので字は違いますが、読み方は全く同じになっています。

さすがに設定ミスではないと思うのですが、これには何か理由があるのでしょうか?

(少年ジャンプ2022年44号で理由が明かされましたので、最後に追記して解説しています!)

考えられる理由その1:嫌がらせによる命名

これについて、理由として考えられるのは以下だと思います。

元々側室の子として生まれた彼は、本来であれば、むしろ虐げられる立場の子だったはずなので、「御三家の汚点」である加茂憲倫と同じ読みと名前をつけられた。

しかし、正室が加茂家相伝の術式を継いだ男児を産めなかったため、急遽彼が本家に迎えられてしまった。

簡単に言うと、「嫌がらせで名前をつけたら、不足の事態で次期当主候補になってしまった」ということですね。

嫡男になったタイミングで名前を変えればよかったのでは?というツッコミは無しでお願い致します。笑

考えられる理由その2:次期当主につける名前が「のりとし」なだけ

また、他に考えられる理由としては、

「ただ単に次期当主の名前は代々「のりとし」という読みにしているだけ」

というのもありえますよね。何か由緒正しき家系とかだとこんなことをしているイメージがあります(勝手なイメージ)

側室として生まれたときは実は違う名前で、本家に迎えられたタイミングで「憲紀」になったとかであれば一応筋は通りますよね。

同じ名前なのは伏線?

とはいえ、上記2つの理由だと伏線とは言えないため、単行本の説明ページとかで補足すれば済んでしまう話なんですよね。

その説明が今までされていないと言うことは、これは芥見先生が仕組んでいる「伏線」である可能性も十分あります。(伏線だとしても、どう回収されるのか全く予想がつきません。。。)

加茂憲紀の方はまた登場する機会があるでしょうし、伏線だったとしたらその回収が非常に楽しみですね!

2021年1月4日追記:「加茂憲倫」登場!

2021年1月4日発売の少年ジャンプ2021年5・6合併号にて、偽夏油の正体が御三家の汚点である「加茂憲倫」だということが判明しました。

(正確には「加茂憲倫」も術式によって中継していた呪術師のうちの一人に過ぎないみたいです。額に縫い目があるのが確認できますね。)

「加茂憲倫」という名前が上がった際、同時に登場していた「加茂憲紀」の方が「私!?」と反応していましたので、彼自身も命名については深く知らなかったことが伺えます。

彼の命名の伏線が回収される日は近いかもしれません!

2022年10月3日追記:「憲紀」と名付けられた理由が明らかに!

2022年10月3日発売の少年ジャンプ2022年44号にて「憲紀」と名付けられた理由が明らかになりました!

母親が「憲紀」という名前を付けた理由は「家を捨てて私のところに帰ってきてほしい」という思いから でした。

母親はすでに加茂家から追い出され、一般人として家庭を持っています。

母親は「ノリトシ」という名前が加茂家において「忌み名」であることを理解していました。

この名前であれば「憲紀という名前が原因で加茂家で居場所を無くし、家を出るという選択をしてくれる」かもしれないと考えたんですね。

そして、呪術師と関係なくなった「憲紀」を本当の息子として迎え入れようと待っている…

ということですね。

名前は「忌み名」でしたが、母親はちゃんと自分なりの愛情を持って名付けをしていたんですね。

この思いが憲紀自身には伝わっていなかったため、彼自身はネガティブに捉えていたようですが、真希からは「母親に直接聞け」と諭され了承しています。

この後、母親と会話した憲紀が「呪術師を続けるのか」は気になるところですね!

まとめ

呪術廻戦 京都校の3年生、赤血操術の使い手にして加茂家次期当主「加茂憲紀」について紹介しました。

まとめると、

・加茂憲紀は「赤血操術」という加茂家相伝の術式を使う準1級術師で、加茂家次期当主としての矜持を持っている。

・加茂憲紀は本当は側室の子であるが、正室が加茂家相伝の術式を継いだ男児を産むことができなかったため、相伝の術式を持っていた憲紀が嫡男として迎えられた。

・個人の思いよりも加茂家当主としての思いを優先させているが、虎杖と会話したことで心境に変化が生まれたように見える。

・「御三家の汚点」加茂憲倫と読み方が同じことに理由をあげることはできるが、これは伏線である可能性が高い。

という感じですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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