私は普段、アンドロイド端末で音楽を聞いています。
音楽再生アプリには「Google Play Music」というデフォルトアプリを使用していたのですが、先日突然「サービス終了」となり、使用できなくなってしまいました。
(告知自体はけっこう前からされていたみたいなのですが、ツイッターを見るとサービス終了に驚く声が溢れており、私同様に知らなかった方も大勢いたみたいです。)
で、代替アプリということで公式から紹介されていたのが「YouTube Music」というアプリです。
さっそくこのアプリをダウンロードして使ってみたのですが、これがまぁ使いづらい…
(ローカルにある音楽データの読み込みにすら何秒もかかってしまうという…)
いやあえて言葉悪く言うけどYouTubeMusicクソクソのクソに使いづらい、GoogleplayMusicからの強制移行なのにこれはないわ、最悪すぎる YouTubeMusic、何から何まで使いづらい
— 作業【イ山コミE61,62】 (@toumaya__p) November 13, 2020
これでは残念ながら使いものにならない!ということで他に何か代替となるアプリがないか探してみたところ、「Google Play Music」の代替として使えそうな無料アプリを発見しましたので紹介していきます!
※ここで紹介する代替アプリは、「Google Play Musicの操作感、使用感に近いもの」という前提になります。クラウドデータの移行等の細かい部分は考慮しておりませんのでご了承下さい。
GooglePlayMusicの代替アプリのオススメは「Pulsar」
色々とアプリをダウンロードしては試してみましたが、私が直感的に使いやすいと思ったのが「Pulsar」というアプリです。(評価は4.6と高めで、サクラっぽいレビューもありませんでした。)
Pulsar
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.rhmsoft.pulsar&hl=ja&gl=US
(アフィリエイトリンクとかではないのでご安心ください。)
ちなみに、ツイッターで「Pulsar」について批評しているツイートを発見しまので、以下に記載しておきます。
Google Play Musicの後継のYouTube Musicが使えない子だったので、何かオフラインに特化したミュージックアプリ無いかなと探してたら「Pulsar」というアプリが広告も無いのに無料で使い勝手もかなりよかった。おすすめ
— あおみはし (@aomhs) November 7, 2020
google play musicが終わったのでいろいろ探してpulsarというアプリに行き着いた
便利— そろそろ飯塚 (@aominoumiushi) October 31, 2020
CDから取り込んだmp3ファイル用にGoogle Play Musicを使用。移行先のYoutube Musicは私には合わない(オフラインでは聞けない、カーナビ連携しても曲名リストが出ない)。いろいろ試してアプリはPulsar、カーナビ連携で音が小さい問題はApp Volume Controlで解決。#googleplaymusic#移行
— ランゴスタ (@friedlangosta) November 12, 2020
ツイッターでも代替アプリとして好評のようですね!
「YOUTUBE MUSIC」 と 「Pulsar」 の比較
「Google Play Music」の後継として、公式から紹介されている「YOUTUBE MUSIC」と、今回紹介したい「Pulsar」について、機能を比較してみました。
|
![]() Pulsar |
|
歌詞表示機能 | ✕ | ○ |
再生速度変更機能 | ✕ | ○ |
バッググラウンド再生 | ○ | ○ |
イコライザー | ✕ | ✕(有料版は○) |
データの読み込み | 遅い | 早い |
操作性 | △ | ○ |
広告 | 端末データの再生の場合無し (YOUTUBEの動画の場合有り) |
無し |
「YOUTUBE MUSIC」は、「端末自体に入っている曲の再生」の他、「YOUTUBE動画の再生」もアプリ内の機能として実装されているため、その影響でアプリ全体の動作が重くなっている印象です。
一方「Pulsar」は、「端末自体に入っている曲の再生」以外の機能はついていません。動画の再生はできませんが、余計な機能がない分動作が軽くなっていると感じます。
また、「操作性」や「歌詞表示・再生速度変更機能」については、下記でもう少し説明しています。
「Pulsar」を使ってみて個人的に「良い!」と思った点
以下からは、私が「Pulsar」を使用していて「良い!」と思った点について紹介していきます。
(あまり高度な使い方はしていませんが…)
アーティスト→アルバム→曲という流れで選択できる
上記の比較表で「操作性」を○とした理由がこちらになります。
私がこのアプリを使いやすいなと思った一番のポイントとして、アーティストから音楽を探す際、アーティスト選択後に、アルバム選択することができるようになっている点です。
ここの仕様が移行元の「Google Play Music」と同じだったため、直感的に使いやすかったです。
①「アーティスト」タブからアーティストを選択すると…
②曲ではなく、まずアルバム一覧を表示してくれる
この後、アルバムを選択すると、収録されている曲を表示してくれます。
「YOUTUBE MUSIC」を含む他の音楽アプリでは、「アーティスト→アルバム→曲」ではなく、「アーティスト→曲」となってしまい、そのアーティストの曲一覧がずらっと並ぶようになることが多かったです。
(これが「YOUTUBE MUSIC」の操作性を「△」とした理由になります。)
ちなみに以下のようにウィジェットも使用可能です。(サイズ変更可能)
歌詞表示・再生速度変更機能有り!
「Pulsar」には「歌詞表示機能」がついているので、音楽を聞きながら歌詞を見ることができます。
(ただし、あらかじめ歌詞を設定している楽曲に限ります。)
音楽再生アプリだったら標準で実装されていそうな機能ですが、「YOUTUBE MUSIC」では歌詞表示機能はついていないようです。
また、これは確か元々の「Google Play Music」にもなかった機能だと思うのですが、「再生速度変更機能」がついてます。
調整可能速度は0.5倍速~3倍速までです。
使用する機会は少ないかもしれませんが、あって損はない機能だと思います!
気に入った方は有料のプロ版も(Plusar+)
「Plusar」には有料のプロ版も存在します。(2020年11月現在で320円)
プロ版の「Plusar+」になると、以下の機能が使えるようになります。
16個のテーマを使用可能
このアプリ自体全体のデザイン(色)を変更できるようになります。
ちなみに通常版でも4種類までテーマを変更できます。(デフォルトがグレーで、他に青、赤、黒があります。)
テーマをカスタマイズできる
選んだテーマからさらに細かい部分を変更できるようになります。
イコライザー使用可能
Pro版になって最も大きな恩恵としては、イコライザーが使えるようになるという点だと思います。
これにより曲の周波数を変更することでより低音を楽しんだり、高温を楽しんだりと普段と違った曲を楽しむことができるようになります。
画面はこんな感じ↓です。
普段使いの方であればプロ版は不要
というように、プロ版の機能を簡単に紹介しましたが、ぶっちゃけアンドロイド端末にある音楽データを再生して音楽を楽しむだけであれば、プロ版を購入する必要はないかな、というのが正直なところです。
通常版でも広告無しの無料で快適に使用させてもらってますので、そのお礼としてプロ版を購入してあげるというのは有りかもしれません。(私もまだPro版は買っていませんが、そのうち機会があれば…)
まとめ
Google Play Musicの代替アプリのオススメとして「Pulsar」というアプリを紹介しました。
まとめると、
- 「Pulsar」は操作感や使用感が「Google Play Music」に近く、「Google Play Music」を使っていた人からするとおそらく使いやすい。
- 一番操作感の近さを感じたのは、「アーティスト→アルバム→曲」と選択できるようになっている点。
- 有料のプロ版「Pulsar+」(320円)も存在するが、ただ音楽データを再生できれば良い、という方には不要。
という感じですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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